(社)日本自動認識システム協会
1.RFID部会議事(平成14年)
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RFID部会 平成14年2月定例会議事録
RFID部会 平成14年2月定例会議事録(AIMJ RF02-0006)
日時:平成14年2月19日(火) 午後2時〜5時
場所:社団法人 自動認識システム協会 会議室(オー・エヌ・オー六本木ビル 2階)
出席:(順不同、敬称略)
小橋(松下通信工業)、澤田(吉川RFシステムズ)、吉田(寺岡精工)、坂下(リンテック)、
田中(キャノンアプテックス)、磯村(ジーエルサイエンス)、八木沢、青木(シーレックス)、
斉藤(三菱マテリアル)、東海林(トーヨーカネツ)、折茂(TDS)、大坪(大日本印刷)、
久野(日立化成工業)、吉見(松下電器産業)、笹尾、金澤(ウェルキャット)、
荒井 (トキメック)、簾(NECインフロンティア)、杉村(M&Tカードテクノロジー)、
清水(日本信号)、藤田(セイコープレシジョン)、久保(オカベマーキングシステム)、
寺坂(ディジ・テック)、内山(ハネックス中央研究所)、平山(日立超LSIシステムズ)、
大木(デジタルジャム)、吉永(事務局)
議事録作成:高端敏晴(アルメディオ・システムズ)
〈議事内容〉
1.事務局からの報告事項
(1) 配布資料
・(株)日立超LSIシステムズ会社案内
・ICカードワールド展示会案内
・オランダの家畜個体識別制度(畜産技術誌 2002年2月号コピー)
・平成14年度活動方針・事業計画・予算案
・ウェアラブルRFIDリーダーライターのカタログ(ウェルキャット社製品紹介資料)
・ウェアラブルコンピュータのカタログ(ザイブナー社製品紹介資料)
・第四回自動認識システム大賞募集要項
・RFID技術利用のDRMシステムのプレゼン資料(デジタルジャム社)
(2)新規参加会員ご紹介
・株式会社日立超LSIシステムズ 平山様
・1980年設立。半導体開発会社
(3)ICカードワールド
・3/5〜3/8 東京ビックサイト SECURITY SHOW 2002と同時開催。
・日経と共催のセミナー「RFタグの現状と展望」を3/8に開催する。
(受講料 \10,000 当協会員は、\8,000)
(4)オランダの家畜個体識別制度
海外では、RFID普及しているが、残念ながら日本ではバーコードが決まっている。
(5)第四回自動認識システム大賞募集
・締め切り:6/15 発表:8/20 表彰:9/11自動認識総合展
・昨年の受賞は、バーコード、バイオメトリクス関係で、RFID関係が無かった。
(6)正・副部会長改選について
自薦、他薦を問わず候補を募りたい。寺浦部長または事務局にメールを入れて欲しい。
(7)平成14年度活動方針・事業計画・予算案
・配付資料をもとに概略の説明があった。構成企業数:45社、60名
・「これでわかったデータキャリア」新しい事例などを入れ、大幅な改訂作業を行う予定。
・資料の内容を確認し、意見を事務局まで入れて欲しい。
2.製品紹介コーナー
(1)『ウェアラブル・コンピュータ』
ザイブナー株式会社 山村様
・Xybernaut社 米国バージニア 1990年設立(ナスダック上場) ドイツ、日本に支店有り。
・音声認識によってハンズフリーでの入力が可能。
・飛行機のメンテナンス作業などに実績有り。
・本体価格80〜100万円。(I/F付き) バッテリー:約2時間
(2)『ウェアラブルRFIDリーダー/ライター』
株式会社ウェルキャット 笹尾様、金澤様
・手をかざすだけでデータのリードライトが可能で、両手が自由に使える。
・運用例:入出荷管理、入庫管理、工程進捗管理など。
3.RFID専門委員会の各TWG(テクニカル・ワーキング・グループ)活動状況報告 平野委員長
(1)TWG-MPT(法規制グループ)
a.13.56MHzの電波法改正関係活動
・現在総務省において審議中で2月末までに最終答申(案)がまとまる予定。
緩和内容はおおむね欧州基準値と同等になる予定。
省令改正は早ければ今秋頃と思われる。
・同時に無線局申請手続き等の無線局の扱いについての緩和も検討される方向にある。
・総務省から来ている「電波法改正に対する具体的意見収集のご依頼」のメールを
事務局より本日各メンバーに配信する。
平野委員長または事務局に意見をメールにて入れること。
b.ARIB(電波産業会)関係活動
・2.45GHzでのスペクトラム拡散を使用したRFIDの新規規格ARIB STD-T81が、
無線LANのARIB STD-T66とともに改定作業をほぼ終了、近々に改定版が発行される。
尚、本件について総務省発表によれば、2.4GHz帯システム高度化に関する省令及び
告示改正の官報掲載日(=公布日、施行日)が、2月28日に決定された。(後日追記)
(2)TWG−SC31(サンディエゴ会議報告)
・RFIDコンフォーマンス測定(ISO18047)の2.45GHz RFIDのWDがシーメンスより
提出があり、今後この内容を軸にまとめていくことになった。
・RFIDパフォーマンス測定(ISO18046)では試験環境、試験項目の定義づけの議論が
必要であり、2002年夏を目標にWDを完成させる。
TWG-SC31のワークアイテムとして現在活動中。
4.特別セミナー
『RFID技術利用のDRMシステム』
株式会社デジタルジャム殿 大木様
・デジタルライツマネジメント・システムを独自開発し、コンテンツのパッケージ流通配信を目指す。
・DJチップ搭載メディアにより不正コピー防止させる。
・今までに実証実験を行ってきた。(セガ・ドリームキャストで20台試作済み)
・2002年度:開発 2003年度中:テストサービス開始予定。
・ICは、256ビットを考えており将来¥100台にしたい。(現時点では、¥400位)
・ICの寿命については、余り検討していない。
5.その他、次回開催日の確認
次回 4月16日(火) 午後2時〜5時 (自動認識システム協会 会議室)
以上